20250117_活動報告

活動報告
はじめに

お久しぶりです。単位マネジメントです。共通テストの一日目と二日目の狭間に投稿。共通テストなつかしいなぁ。今年から社会の科目名が変わって情報が追加されるんでしたっけ。さらに負担が重くなってて、最近の受験生はすごいなと未だ齢20なのに感心します。受験生のご健闘お祈りいたします。それでは、活動報告に移ります(アイキャッチ画像に目を背けながら)。

活動報告

本日は共通テスト準備のための休校日につきいつもより早い時間帯からの活動だったこともあって、様々なゲームが遊ばれていました。私はIt’s a wonderful worldはいいぞおじさんなので、それを5連続でやるキャンペーンに参加していたため、そんなに沢山の種類のゲームに参加したわけではないのですが、知らないところで卓が開かれていたようです。休校日なのに(逆にだからなのか)いつもより多くの人が来てくれていたようで、にぎやかでした。

おわりに

北大生はそろそろ期末期間ですね。春休みまでの最後の壁、頑張って乗り越えていきましょう。私も単位マネジメントの名に恥じぬよう、フル単できるように頑張ります。現在私の在籍学部は絶賛履修取り消し期間中でして、さっそく一コマ抹消してきました。知ってます?落単しない唯一の確実な方法は、「履修しないこと」です☆

 げんめいでるただいなりれいけつどわく。

 It’s a wonderful world はいいぞおじさんが戦略を解説する回、part3。最近またオンラインでプレイを始めたのですが、6戦6勝と調子がいい。調子がいい状態で書いたほうがいい気がする。

前置き.拡張 享楽と堕落を混ぜてプレイしてみた感想

 後期にはいってからは拡張 享楽と堕落のカードを選抜して混ぜてプレイすることが多くなりました。それによる影響は、まあそんなに大きくないっちゃないんですが、すこしは変化したかなという印象です。最大の変化として、シナジーのない色のトークンが取りやすくなったことです。白×2+黄×2で緑×-1+青トークン×2赤トークン×2の「貴賓室」、黒+黄×3で黒+緑+青+赤トークン×2の「防衛省」、青×5で青×-1+青トークン×3の「異種族の…(名前なんやったっけ)」というカードは、カード色と取れるトークンの色が今までのとはちぐはぐです。これによって、そのちぐはぐさによって生まれたコンボカード(鉄壁の刑務所、テレキネシス、ヴァルハラ、大陸間ネットワーク、宇宙ステーション)の火力が上昇したといえるでしょう。またトークンが取りやすくなったという意味で、通常のトークン倍率カードの火力が上がりました。もともとトークンを活用する軸は強いのですが、これによってさらに強くなりました。でも、それくらいかな。拡張の追加要素である、労働者コマとか、紫トークンとか、革命とか、混ぜても今までの戦法のほうが強くて使われないのでプレイするときは基本除外しています。

6. 無駄ヅモをいかになくすか

 さて、ここから戦略の話に戻ります。ルールでは、1フェーズにピックできるカードは必ず7枚です。その中で第5~7枚目あたりはカードの選択肢が少なくなってきます。その中でどれくらい自分が使えるカードを取れるかはかなり重要です。全員がピックできるカードが平等なので、使えるカードが少ないとその分他人と比べて不利になります。ではどうすれば使えるカードを取れるか。人数によりますが、5~7枚目に取るカードは、一度手元に来て見ているカードであることが多いです。なので、その時に流すカードを概ね覚えるとともに、場況を読んで誰がどのカードをとりそうかある程度アタリを付けておくことで2巡目に回ってくるカードを予想し、それも含めてデッキ構築を考えると、ハズレをひきにくくなります。とはいえ、多人数戦だと全員分を正しく予想するのは至難の業ですし、思ってたのと違うのが取られることもあります。それが起きても、対応できるようにある程度カードを覚えて、何が残っているかを認識できると強いです。もちろんすべてのカードを覚えるのは大変ですが、5~7枚目のピックはだいたいがリサイクルボーナスようなので、リサイクルの色だけ覚えるだけでも違ってくると思います。

 ちなみに少人数戦だとかなりこれが役立ってきます。オンライン対戦は基本1対1なのですが、1ターン目ピックのカード群が3ターン目に戻ってくるので、例えば第一ピック時に、「リサイクル工場が2枚、白リサイクルが合計6枚あるからこのターンはリサイクル工場を取る必要はなさそうだな、じゃあここに1枚しかない原子力発電所を先にとっておこう」とか考えています。少人数戦は流通しているカードの全容が早くわかるのという点も、デッキの構築をするうえで考えてどうにかできる可能性があがるので実力が出やすいと思っています。ですので、実力不足だけど勝ちたいと思っている人は、たくさん人を集めて多人数戦に持ち込むと実力者に勝てる可能性が増えるのではないでしょうか(なお実力者より点数が取れることがあるというだけで、1位になれるとは言っていないし、そもそも人数が多いほうが1位争いに食い込める確率は低いし、多人数戦は要はパチンコ要素が増えるということなので、勝つには運が必要になります。)。

 カードゲームでは、ひく順番も関係あるんでしょうけれども、それ以前に使いたいカードがデッキに入っていなければ使えるわけないですよね。他のボドゲで例えるなら、カタンでは交渉などいろいろな重要な要素がありますが、大筋は最初の初期配置で決まりますから、欲しい資源のところに開拓地や都市がなければその資源は交渉なしに持ってこれません。それと同じで、このゲームでも建てたいカードがあっても、特にこのターンに立てたいと思っても、必要なリサイクルや産出資源が揃っていなければ立たないんですよね。なので、選抜、計画、建設の3段階の中で一番大事なのは選抜フェイズです。直感的に立てたいと思ったカードを取り続けた結果このターン何も建ちません…展望も見えません…というパターンに陥っている人がいますが、そうならないように計画的にカード選抜することが重要です。初ターンのピックでは白リサイクルがほぼ必須なので第3ツモ、第4ツモくらいで白リサイクルカードは全滅することが多いです。逆に青リサイクルは序盤は人気がありませんから、原油採掘の青リサイクルは第6ターン目まで放置しても耐えることもあります(本当に耐えるかどうかは流すカードに青リサイクルがどれくらい含まれているかなどをちゃんと見ること)。

7.コンボカードは無理に立てなくても勝負できるのでは?

 これは私自身が最近思うようになった新説なのですが、コンボカードを建てられなくても軸がしっかりしていればワンチャン勝てるのでは?ということです。

 これは昨日やった私の一戦です。拡張を入れると泥沼の戦いでなければだいたい110点~140点くらいでトップが決着する印象ですが、このように拡張なしでもそれくらいの点数に到達できることがあります。正直1対1はトークン軸ならけっこう拡張なしで100点こえるんですけれども、トークンに頼らずとも十分こえられるんだなぁと思った次第です。ちなみに場況的に、ここにヴァルハラがあれば+36点、世界銀行があれば+34点ですね。逆に言えば、そういうコンボカードが優先的にカットされるので、国際会議(画像で一番上に立ってるヤツ)とかが流れてくることも考えられるんですね。よく見たら国際会議はここからなくなると-33点なので、十分火力が強いうえにコンボカードより資源要求が少なくて嬉しいです。ちなみに国際会議を取った代わりに同梱のアトランティス(赤トークン×2倍)をプレゼントしているのですが、そっちは相手になくても-24点なので、国際会議の選択は黒字です。ともかく、自分の進む軸にシナジーがあるコンボカードはもちろん強いのですが、軸とはぴったり合わないコンボカードをちょっと無理して取りに行くのと軸に沿った通常得点カードを重ねるのとでは、資源やカード枚数の容量的にエコではないという面で前者が後者に劣るのではと思うのです。

8.目指す軸を決めたら、その軸に必要な資源数は何色がどれくらいか考える

 これも結構上級者向けのお話だと思うのですが、軸が固まったところでキーになるカードが決まります。なので、それを建てられるだけの資源をゲーム中に獲得できるように目指し、どんなカードが来てもある程度対応できるようにしておくことが、得点機会を逃さないという点で大事です。立ったら強いけどちょっと立たないな~というのは勝利点を得るうえで非常に残念ですから。で、具体的にどういうことかというのを、上の画像を例にお話しします。今回は黄色倍率軸だったので、とりあえず黄色資源はあればあるほど良いです。そのうえでキーカードとして、

1倍:万能ワクチン 緑×3

2倍:国定史跡 白×5+黄×3 重力反転装置 黒+緑×4+赤 へスぺリデスの園 青×5

3倍:国際会議 黄×6

が挙げられ、必要な資源は白×5+黒×1+緑×7+黄×9+青×5+赤×1です。さらに青トークンカードも視野に入れた場合の資源量はトークンカードだけで黒×8+緑×12+黄色×18+赤×2です。別に全部立てるわけではないのですが、この中から5枚立てば上々なので、平均して、白×2+黒×4+緑×8+黄色×11+青×2+赤×1となります。どのキーカードがいつ来るかorカットされたかにも左右されますが、概ねゲームを通じて主得点カードに費やすリソースはこれくらいです。さらに他の黄色カードや生産カードを作るために多量の白と黄色、少量の黒と緑が必要になります。すなわち、白を増やして黄色を作りつつ、緑や黒もタッチ、場合によっては青も作りながらという感じですね。

 画像の試合では、黒、緑、黄生産のための白をリサイクル工場×2で第2ターン建設フェーズ前に白を6に増強し、黄色を生産。1ターン目で黄色生産最強格のプロパガンダセンターを完成させる。2ターン目は黄色カードを建設するついでに大学と巨大ダムを立てて緑と黒を増強。3ターン目には緑需要の増大を察知し緑生産をさらに増強し、へスぺリデスの園対策に余り物ピックした海底都市を建設。第2ターンと第3ターンは得点カードのピックに追われていたため十分に生産的に強い動きができたわけではなかったが、まあ及第点。とはいえ第4ターンはそのツケが回ってきて黄色不足になり、結局金融取引所建設に加えて4ターン目ピックのプロパガンダセンターを黄リサイクル、黄リサイクル、赤で強硬建設してなんとか回せたはいいものの、代わりにエスぺリデスとおさらば。そして終幕。黄色が不足したのは反省ですが、黄色カードは黒の要求数が2~3の代わりに黄色の要求数が2~4と少なくなるカードが多く(しかも、今回は無駄になったが青を生産してくれる黄色カードという嬉しい存在も)、3ターン目から巨大ダムが稼働していたのは、プロパガンダセンターや大学の速やかな建設と並んでナイスなポイントだったと思います。さらに、今回のトピックに繋がるところとしては、重力反転装置が見えていない段階で大学を先に立てたというところも大きいです。先ほどの計算では黄色軸で黄色の次に得点カード建設にかかわるのは緑なので、緑をある程度確保しておくと、重力反転装置(黄×2倍)、養殖(青トークン×1倍)、人体冷凍保存技術(青トークン×1倍)といった緑カードの得点カードが来た時に建設できます。緑と黄色の得点札が1枚ずつ相手の手元に配られたとしても、黄色しか見ていなかったら黄色カードをカットされて終わりなところを、緑カードをピックして建設することができます。これを見越して緑生産カードを早めに構築し、まだ得点カードが見えないうちは神経科学とか遺伝子改良とかヒトクローンとか立てて様子を伺いながら、虎視眈々とそのようなカードが来るのを狙う。別に強力な得点カードが来なくても今まで立てた緑カードに未知の技術(緑×3倍)をかけて得点にするとか、最悪足りない他の色の足しにするために全部クリスタリウムに突っ込むとか、無駄という無駄にはならないかなと思います。

今回はこれくらいにしておきます。軸の戦略を書くのが思ったより楽しかったので、他の軸も解説してみようかな。